Evolving Data Labo

【選手名鑑】中山雄太の現在地|異様な落ち着きで攻撃を組み立てる万能型レフティーDF

 柏の下部組織からトップチームへ昇格した中山。1年目はリーグ戦1試合の出場に終わるも、下部組織時代に指導を受けた下平隆宏氏が監督に就任するとスタメンに定着。幼い頃に様々なポジションを経験したこと1つの要因なのか、CBの位置で落ち着いたプレーを見せる。さらに左足から放たれるボールは精度も高く攻撃の起点ともなれる選手。年代別の代表でキャプテンを務めるなど将来の日本代表としても期待されるであろう彼の現在地とは。



中山雄太のプレースタイルと選手紹介

 

中山雄太のプロフィール

選手名 中山雄太|Yuta NAKAYAMA
出身 茨城県龍ケ崎市
生年月日 1997/2/16
身長・体重 181cm・76kg
現所属チーム/背番号/利き足 柏レイソル/#5/左足
過去所属



中山雄太の動画

 



年度別出場成績

2018年

 【リーグ戦】

2017年

 【リーグ戦】

2016年

 【リーグ戦】

2015年

 【リーグ戦】

2014年

 【リーグ戦】

2013年

 【リーグ戦】

年度別来歴

2019年

 

2018年

 8月8日の練習中に負傷。左膝蓋腱炎と診断。全治は約4週間の怪我を負い戦線離脱。

2017年

 センターバックのレギュラーとして、FIFA U-20ワールドカップ出場による離脱期間と退場処分のサスペンションを除くリーグ戦全30試合に出場。同年のJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞し、満23歳以下のJリーグ所属選手を対象としたTAG Heuer YOUNG GUNS AWARD・ベストイレブンにも選出された。

2016年

 下部組織時代に指導を受けた下平隆宏が監督に就任するとスターティングメンバーに定着。
 3月27日のヤマザキナビスコカップグループステージ第2節ベガルタ仙台戦で出場時間450分を達成し、プロA契約を締結した。1stステージでは左サイドバック(ウイングバック)として出場することもあったが、2ndステージに入ると同じ下部組織出身で1学年先輩の中谷進之介と共にセンターバックの定位置を確保し、7月13日の2ndステージ第3節サンフレッチェ広島戦でコーナーキックからプロ初得点を決めた。

 10月のAFC U-19選手権では準決勝ベトナム戦を除く5試合で冨安健洋とセンターバックを組み、全試合を無失点に抑えて大会初優勝を達成した。

2015年

 同期の大島康樹と共にトップチームへ昇格。同年5月6日、AFCチャンピオンズリーグ2015グループリーグ第6節ベカメックス・ビンズオン戦でプロデビューを飾り、6月23日のJ1 1stステージ第13節ガンバ大阪戦でリーグ戦初出場を果たした。8月25日のACL準々決勝第1戦広州恒大戦では大谷秀和の負傷欠場を受け、インサイドハーフのポジションで先発出場した。

プロ前年

 茨城県龍ヶ崎市で教員の両親のもとに生まれ、小学校1年時に兄が所属していた北文間スポーツ少年団に加入し、本格的にサッカーを始めた。
 龍ケ崎市立愛宕中学校サッカー部でプレーしていた中学2年時に茨城県トレセンに選出され、練習試合で柏レイソルU-15と対戦した際にスカウトを受け、中学3年時から柏の下部組織に入団した。
 下部組織時代は中盤からディフェンスラインまで様々なポジションを経験し、高校2年時の2013年7月には、若干16歳ながらトップチームに2種登録。高校3年時にはチームの主将を務め、高円宮杯U-18サッカーリーグ プレミアリーグEASTでクラブ史上初の優勝を達成。