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レスター田川亨介誕生へ?強者へ挑む田川のストロングポイントとは?

レスターが鳥栖FW田川亨介に食指?

 2015-16シーズンにイングランド・プレミアリーグを制したレスターが新たな日本人選手獲得に動きを見せているようだ。ターゲットはサガン鳥栖FW田川亨介。東京五輪世代代表の新鋭FWだ。ただしフル代表歴はなく、ビザの問題もある。一体彼のどのポイントに着目し、移籍の噂が立ち始めたのだろうか。

 2018年明治安田生命J1リーグ開幕節で2018年のファーストゴールをあげた田川は5節までに2ゴールをあげて攻撃陣を牽引するも、その後はチーム同様に失速してしまう。今夏フェルナンド・トーレスや金崎夢生の獲得、豊田陽平の復帰と豪華絢爛な前線メンバーが増える中でも出場機会を持ち続けており、昨年のルーキーイヤーから既に40試合以上への出場を果たしている。昨年はU-20W杯にも出場し、コンスタントに年代別代表にも招集されていることからも、ヨーロッパ市場からの着目ポイントは多かったようだ。
 もし、海外で活躍することとなれば、強みを打ち出していくことになる。フィジカルの強さも活かしながら、インナーラップや反転、1対1で引き剥がすスピードに長ける点をわかって貰う必要がある。
 すぐにレスターには赴けない、アーセナルからのレンタルが続いているFW浅野拓磨のように、ブンデスリーガやベルギーリーグへの武者修行を経験する必要がある。最も重要なポイントは『馴染む』こと。練習試合で得点を取り続けることで、信頼を得ることが重要となるだろう。