▽28日に行われたグループGパナマvsチュニジア戦をもって、ロシアW杯に出場する全32チームの第3節が終了。グループステージが幕を閉じた。Evolving Dataはイギリスのサッカー専門メディア「Whoscored.com」が独自に選出しているレーティングと、データ分析会社「Opta」が測定しているデータをもとに、第3節のベストイレブンを選出した。
▽GK
名前:チョ・ヒョンウ/Hyun-Woo Cho
代表:韓国代表
所属:大邱FC(韓国)
年齢:26歳
評価点:8.6
▽前回大会王者ドイツをグループステージ敗退に追いやった韓国代表の守護神。試合を通じて28本のシュートを放たれるも完封。6セーブを記録し、ドイツにゴールを割らせなかった。
▽RSB
名前:ミカエル・ルスティグ/Mikael Lustig
代表:スウェーデン代表
所属:セルティック(スコットランド)
年齢:31歳
評価点:7.9
▽ドイツ、韓国相手に2連勝していたメキシコ代表撃破の”影の立役者”。チャンスクリエイト数3回(1位)、タックル数3回(2位)、クリア数5回(1位)、インターセプト数3回(1位)と攻守に渡って存在感を発揮した。
▽CB
名前:ジェリー・ミナ/Yerry Mina
代表:コロンビア代表
所属:バルセロナ(スペイン)
年齢:23歳
評価点:8.8
▽後半に2試合連続ゴールを決め、コロンビアを逆転での決勝トーナメント進出に導いた立役者。さらに、デュエル勝利数10回(1位)、クリア数7回(1位)、インターセプト数2回(1位)を記録するなど、2試合連続の完封勝利に大きく貢献した。
▽CB
名前:チアゴ・シウバ/Thiago Silva
代表:ブラジル代表
所属:パリ・サンジェルマン(フランス)
年齢:33歳
評価点:8.9
▽後半にダメ押しとなるゴールを記録。さらにクリア数5回(2位)、インターセプト数2回(1位)と2試合連続の完封勝利に大きく貢献した。
▽LSB
名前:ルドビグ・アウグスティンソン/Ludwig Augustinsson
代表:スウェーデン代表
所属:ブレーメン(ドイツ)
年齢:24歳
評価点:8.2
▽2試合で1失点と鉄壁のディフェンスをみせていたメキシコ代表から貴重な先制ゴールを記録。クロス数4回(1位)、ドリブル成功率100%(1位)、クリア数3回(2位)と攻守に渡って活躍し、逆転でのグループ首位突破に大きく貢献した。
*()内はチーム内での順位。先発出場した選手に限る。
▽CMF
名前:ミラン・バデリ/Milan Badelj
代表:クロアチア代表
所属:フィオレンティーナ(イタリア)
年齢:29歳
評価点:9.0
▽アイスランド戦で1ゴール1アシストを記録。2ゴールに絡んだだけでなく、タックル数3回(2位)、デュエル勝利数7回(2位)、インターセプト数5回(1位)と守備面でも存在感を発揮した。
▽OMF
名前:マルアヌ・フェライニ/Marouane Fellaini
代表:ベルギー代表
所属:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
年齢:30歳
評価点:8.4
▽サブメンバー同士の対決となったイングランドvsベルギーで最も目立った選手。チャンスクリエイト数2回(1位)、ドリブル成功数3回(2位)、デュエル勝利数13回(1位)と攻撃面で存在感を発揮した。
▽OMF
名前:イスコ/Isco
代表:スペイン代表
所属:レアル・マドリード(スペイン)
年齢:26歳
評価点:9.7
▽モロッコ戦でW杯初ゴールを記録。パス成功数98本(2位)、クロス数10回(1位)、チャンスクリエイト数6回(1位)、ドリブル成功数4回(1位)、ドリブル成功率100%(1位)、タックル数3回(1位)、デュエル勝利数14回(1位)、インターセプト数2回(1位)と圧巻のパフォーマンス。
▽RWG
名前:リオネル・メッシ/Lionel Messi
代表:アルゼンチン代表
所属:バルセロナ(スペイン)
年齢:31歳
評価点:8.9
▽アルゼンチンを決勝トーナメントに導く貴重な先制ゴールを記録。ドリブル成功数7回(1位)、チャンスクリエイト数2回(2位)、デュエル勝利数12回(1位)を記録するなどハイパフォーマンスを披露。第2戦までの批判的な声を称賛の声へ変えた。
▽CF
名前:ワビ・カズリ/Wahbi Khazri
代表:チュニジア代表
所属:スタッド・レンヌ(フランス)
年齢:27歳
評価点:8.5
▽パナマ戦で1ゴール1アシストの活躍。さらに、クロス数5本(1位)、チャンスクリエイト数4回(1位)を記録するなど攻撃陣を牽引。チュニジアのW杯40年ぶりの勝利に大きく貢献した。
▽LWG
名前:ネイマール/Neymar
代表:ブラジル代表
所属:パリ・サンジェルマン(フランス)
年齢:26歳
評価点:9.1
▽ゴールは決めきれなかったものの1アシストを記録。パス成功数78本(2位)、クロス数4本(1位)、ドリブル成功数9回(1位)、チャンスクリエイト数4回(1位)、デュエル勝利数12回(1位)と圧巻のパフォーマンス。
〈ベスト11〉4-3-3
GK
チョ・ヒョンウ(韓国)8.6
DF
ミカエル・ルスティグ(スウェーデン)7.9
ジェリー・ミナ(コロンビア)8.8
チアゴ・シウバ(ブラジル)8.9
ルドビグ・アウグスティンソン(スウェーデン)8.2
MF
ミラン・バデリ(クロアチア)9.0
マルアヌ・フェライニ(ベルギー)8.4
イスコ(スペイン)9.7
FW
リオネル・メッシ(アルゼンチン)8.9
ワビ・カズリ(チュニジア)8.5
ネイマール(ブラジル)9.1
*()内はチーム内での順位。先発出場した選手に限る。