ロシアW杯、第2節が終わり第3節が始まっている。
データ会社「Opta」のデータに基づき、グループリーグ第2節で最もチャンス創出回数が多かった選手TOP3を紹介する。
同率3位の選手が4人いた。ちなみに、日本代表の第2節セネガル戦で最も多くのチャンスを生み出した選手は、FW大迫勇也の2回。
4回 ハキム・ツィエク(モロッコ代表)
モロッコ代表はポルトガル代表と対戦。結果は0-1で破れてしまったが、タッチ数チーム最多88回、パス本数45本(77.8%)を記録。また、個人でのシュート数もチーム最多タイの4本を記録しポルトガル代表を苦しめた。
4回 シュテフェン・ツバー(スイス代表)
スイス代表はセルビア代表を第2節を行った。タッチ数は48回、パス本数は40本(80%)と高い数値ではないが多くのチャンスを生み出した。スピードがあり、左足から放たれる精度の高いクロスが持ち味。
ツバーは、初戦のブラジル戦で同点ゴールを決めている。
4回 ソン・フンミン(韓国代表)
韓国代表はメキシコ代表と対戦し、惜しくも1-2で破れ2連敗となってしまった。その中でもソン・フンミンは個人で8本のシュートを放ち1ゴール、4回のチャンスを生み出した。相手の脅威となっていたことは間違いないだろう。
トッテナム(イングランド)に所属するソン・フンミンは、個人で打開できる突破力や、決定力が持ち味。
4回 ムサ・ワゲ(セネガル代表)
日本代表と対戦したセネガル代表のDFワゲ。右サイドバックとして出場し、1ゴールを記録。この試合最多の7本(42.9%)のクロスを上げた。現在19歳と若く、次世代のセネガルを率いる選手としても注目される。
5回 デ・ブライネ(ベルギー代表)
デ・ブライネのベルギー代表は第2節チュニジア代表と対戦した。結果は5-2と圧勝。タッチ数57回、パス本数43回とコウチーニョと比べても多くないものの、ルカクやアザールという攻撃力を誇るベルギー代表の司令塔として多くのチャンスを創り出した。
6回 コウチーニョ(ブラジル代表)
ブラジル代表2節の相手は守護神GKナバス率いるコスタリカ代表。コウチーニョは、タッチ数92回、パス本数87本(92%)という高い数値を記録した。
ポゼッションでも7:3とブラジル代表が大きく支配。さらにシュートの割合は22:3だった。コウチーニョはこの試合先制点をあげる活躍も見せた。