Evolving Data Labo

【ロシアW杯】データで見る第2節ベストイレブン|MVPはもちろんハットトリックを達成した”あの選手”!

▽24日に行われたグループHポーランドvsコロンビア戦をもって、ロシアW杯に出場する全32チームの第2節が終了。Evolving Dataはイギリスのサッカー専門メディア「Whoscored.com」が独自に選出しているレーティングと、データ分析会社「Opta」が測定しているデータをもとに、第2節のベストイレブンを選出した。

▽GK
名前:ルイ・パトリシオ/Rui Patricio
代表:ポルトガル代表
所属:スポルティング(ポルトガル)→ウォルバーハンプトン(イングランド)
年齢:30歳
評価点:7.7

▽モロッコ相手に15本のシュートを打たれるが、4セーブを記録し完封勝利に貢献。中でもモロッコ代表MFベルアンダの強烈なヘディングシュートを止めたシーンは、今回大会のベストセーブの1つだ。

▽RSB
名前:キーラン・トリッピアー/Kieran Trippier
代表:イングランド代表
所属:トッテナム(イングランド)
年齢:27歳
評価点:8.4

▽初戦のチュニジア戦でも高パフォーマンスをみせていたトリッピアーだが、第2戦のパナマ戦でも躍動。CKから1アシストを記録し、クロス数3本(1位)、タックル成功率100%(1位)、クリア数2回(3位)、インターセプト数2回(1位)と攻守に渡って存在感を発揮した。

▽CB
名前:ジョン・ストーンズ/John Stones
代表:イングランド代表
所属:マンチェスター・シティ(イングランド)
年齢:24歳
評価点:8.7

▽初出場のパナマ相手に2ゴールを記録。パス本数96本(2位)、パス成功率96.9(1位)を記録するなど、ゲームメイクにも大きく関与していた。

▽CB
名前:ケネス・オメルオ/Kenneth Omeruo
代表:ナイジェリア代表
所属:カシンパシャ(トルコ)
年齢:24歳
評価点:8.2

▽アイスランドを完封。さらに、ムサの2ゴール目をお膳立てするロングパスから1アシストを記録。デュエル勝利数9回(2位)、デュエル勝率81.8%(1位)、クリア数7回(1位)、インターセプト数3回(1位)を記録するなど守備面でも存在感を発揮。18歳の時にチェルシーに引き抜かれた才能を見せつけた。

▽LSB
名前:マルセロ/Marcelo
代表:ブラジル代表
所属:レアル・マドリード(スペイン)
年齢:30歳
評価点:8.0

▽コスタリカ戦で、コウチーニョの劇的ゴールをお膳立てするクロスを供給。パス本数106回(1位)、クロス数6本(2位)ドリブル成功数3回(1位)、ドリブル成功率100%(1位)を記録するなど、同じ左サイドでプレーするネイマールと共にコスタリカの脅威となり続けた。

*()内はチーム内での順位。先発出場した選手に限る。





▽CMF
名前:ルカ・モドリッチ/Luka Modric
代表:クロアチア代表
所属:レアル・マドリード(スペイン)
年齢:32歳
評価点:8.9

▽”強豪”アルゼンチン撃破の立役者。80分に勝利を決定づけるエリア外からのミドルシュートで1ゴールを記録。パス本数42本(3位)、パス成功率83.3%(3位)、チャンスクリエイト数2回(1位)、ドリブル成功率100%(1位)、タックル数2回(2位)、デュエル勝利数8回(3位)、インターセプト数3回(2位)と中盤を完全に支配した。

▽CMF
名前:イバン・ラキティッチ/Ivan Rakitic
代表:クロアチア代表
所属:バルセロナ(スペイン)
年齢:30歳
評価点:9.1

▽モドリッチと共に”強豪”アルゼンチン撃破に大きく貢献。試合終了間際にはダメ押しとなるゴールを記録。シュート数4本(1位)、パス本数38本(4位)、タックル数4回(1位)、デュエル勝数13回(1位)を記録するなど攻守に渡って存在感を発揮した。

▽RMF
名前:ファン・クアドラード/Juan Cuadrado
代表:コロンビア代表
所属:ユベントス(イタリア)
年齢:30歳
評価点:8.9

▽ポーランド戦で完全復活を見せたコロンビア代表の韋駄天MF。75分にカウンターからハメス・ロドリゲスのスルーパスに抜け出し1ゴールを記録。パス本数58本(2位)、パス成功率94.8%(2位)、クロス数7本(2位)、チャンスクリエイト数3回(1位)、ドリブル成功数5回(1位)、タックル成功率100%(1位)、デュエル勝数9回(1位)と攻守に渡って大活躍。日本戦での途中交代は「過ち」であったと世界中に証明した。

▽OMF
名前:ハメス・ロドリゲス/James Rodriguez
代表:コロンビア代表
所属:バイエルン(ドイツ)
年齢:26歳
評価点:8.9

▽完全復活したコロンビア代表の攻撃の中心。ポーランド戦でゴールを決めることは出来なかったが、正確無比なパスから2アシストを記録。パス本数68本(1位)、パス成功率88.2%(3位)、チャンスクリエイト数3回(1位)、ドリブル成功数4回(3位)とコロンビアの攻撃のほとんどに関与。日本戦において途中出場から低調なパフォーマンスをみせた”ハメス・ロドリゲス”とは、全く違う選手となっていた。

▽LMF
名前:エデン・アザール/Eden Hazard
代表:ベルギー代表
所属:チェルシー(イングランド)
年齢:27歳
評価点:9.2

▽チュニジア戦でPKを含む2ゴールを記録。ドリブル数5回(1位)、チャンスクリエイト数3回(2位)、デュエル勝利数9回(1位)とゴールシーン以外のプレーでも大勝に大きく貢献した。

▽CF
名前:ハリー・ケイン/Harry Kane
代表:イングランド代表
所属:トッテナム(イングランド)
年齢:24歳
評価点:9.8

▽ハットトリックで文句なしの選出。PKから2ゴール、味方のシュートに当たってコースが代わりゴールと運も味方につけた。決定力100%(シュート3本、3ゴール)と、世界屈指の決定力を見せつけた。

〈ベスト11〉4-2-3-1

GK
ルイ・パトリシオ(ポルトガル)7.7
DF
キーラン・トリッピアー(イングランド)8.4
ジョン・ストーンズ(イングランド)8.7
ケネス・オルメオ(ナイジェリア)8.2
マルセロ(ブラジル)8.0
MF
ルカ・モドリッチ(クロアチア)8.9
イバン・ラキティッチ(クロアチア)9.1
ファン・クアドラード(コロンビア)8.9
ハメス・ロドリゲス(コロンビア)8.9
エデン・アザール(ベルギー)9.2
FW
ハリー・ケイン(イングランド)9.8

*()内はチーム内での順位。先発出場した選手に限る。