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【ロシアW杯マッチレポート】アルゼンチンvsクロアチア|”衝撃”。。クロアチアがアルゼンチン相手に3発快勝!

▽21日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会グループD第2戦、アルゼンチンvsクロアチアがニジニ・ノヴゴロド・スタジアム(ニジニ・ノヴゴロド)で行われ、0-3でクロアチアが勝利した。

▽初戦で初出場のアイスランドと引き分けたアルゼンチン代表は3バックにシステム変更。DFマルクス・ロホ(マンチェスター・ユナイテッド)、MFアンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)らに代わって、DFガブリエル・メルカド(セビージャ)、DFマルコス・アクーニャ(スポルティング)らがスタメン起用された。

▽一方、初戦でナイジェリアに2-0と勝利していたクロアチア代表は、この試合でスタメン起用していたFWアンドレイ・クラマリッチに代わり、MFマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)がスタメン起用された。

▽試合開始早々、クロアチアが決定機を迎える。アルゼンチンの3バックの裏に抜け、ボックス内まで侵入したペリシッチがシュートを放つも。GKカバジェロのファインセーブに合い得点とはいかず。

▽その後、中々決定機に持ちこめない両チームだったが30分、アルゼンチンがこの試合最大のチャンスを作る。アクーニャの浮き球パスからゴール前で混戦となり、最後はフリーのエンゾ・ペレスがシュートを放つも制度を欠き、枠の左へと外れた。

▽直後の33分、クロアチアにも決定機が訪れる。ゴール前へと持ち上がったヴルサリコのクロスに、ファーでフリーだったマンジュキッチがダイビングヘッドで合わせるも、シュートは枠の左へと外れた。試合はこのまま0-0で前半を折り返す。

▽後半開始早々、クロアチアが思わぬ形で先制に成功する。53分、バックパスを受けたGKカバジェロが前線へパスを送ろうとするが、これが上手く足にミートせず。詰めていたレビッチに右足のボレーシュートを叩き込まれた。

▽ミスから失点を喫したアルゼンチンは、アグエロ、サルビオを下げてイグアイン、パボンを投入し点を取りに行く。63分、ボックス左からイグアインが中へ折り返し、メサが合わせてこぼれたところを最後はメッシが詰めるも、同僚のラキティッチのブロックに合いゴールには至らず。

▽その後ディバラも投入したアルゼンチンだったが80分、ダメ押しとなるゴールを決められてしまう。ボックス手前でボールを受けたモドリッチがミドルシュート。これがゴール右へと素晴らしいコースに決まり試合を決定づけた。

▽さらに90+1分、この試合で再三好プレーをみせていたラキティッチがゴールを決め試合終了。0-3で勝利したクロアチア代表が98年大会以来の決勝トーナメント進出を決めた。一方、敗れたアルゼンチン代表は2試合を終えて勝ち点「1」と、グループステージ敗退の危機に陥った。

▽勝利したクロアチア代表のグループ第3戦は、6月26日(火)アイスランド代表戦。敗れたアルゼンチン代表のグループ第3戦は、6月26日(火)のナイジェリア代表戦となっている。

0-1 アンテ・レビッチ(53′)
0-2 ルカ・モドリッチ(80′)
0-3 イバン・ラキティッチ(90+1)