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【ロシアW杯マッチレポート】チュニジアvsイングランド|主将ケインの2発でイングランドが接戦を勝利!

▽18日、FIFAワールドカップ2018ロシア大会グループG初戦、チュニジアvsイングランドがヴォルゴグラード・アリーナ(ヴォルゴグラード)で行われ、1-2でイングランドが勝利した。

▽大会前に強豪ポルトガル、スペインと接戦を繰り広げたチュニジア代表は、DFディラン・ブロン(ヘント)、MFエリス・スキリ(モンペリエ)、FWワビ・カズリ(スタッド・レンヌ)らがスタメンに名を連ねた。

▽一方、前回大会を未勝利で去ったイングランド代表は、DFカイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ)、MFジェシー・リンガード(マンチェスター・ユナイテッド)、FWハリー・ケイン(トッテナム)らがスタメンに名を連ねた。

▽試合開始直後からイングランドがチュニジアゴールに迫る。2分、ヘンダーソンのロングボールに抜け出した右サイドのデル・アリがクロスをあげる。一度は防がれるも、こぼれたところをリンガードが詰めるがGKハッセンのファインセーブにあう。

▽その後もイングランドの攻勢が続き11分、イングランドが先制に成功する。左CKからのクロスをストーンズが頭で合わせる。1度はGKハッセンのファインセーブに合うが、こぼれ球にケインが詰めイングランドが幸先よく先制に成功する。

▽この失点直後、チュニジアにアクシデントが襲う。開始10分足らずで印象的な活躍をみせていたGKハッセンが負傷交代。代わりにファルク・ベン・ムスタファが投入される。

▽すると35分、チュニジアが同点に追いつく。32分、右サイドからチュニジアがクロスをあげると、エリア内でベン・ユセフがカイル・ウォーカーに倒されてPKを獲得。これをサッシが冷静に沈めてチュニジアが試合を振り出しに戻した。

▽前半終了間際、イングランドがチュニジアゴールに迫る。42分、FKからマグワイアが落としリンガードが詰めるも、相手DFに当たり枠外へ。さらに直後の43分にはトリッピアーのスルーパスに抜け出したリンガードが、GKと一対一を迎えシュートを放つも、これはポストに嫌われた。前半はこのまま終了し、0-0で折り返す。

▽後半は両チームともに、中々決定機を作り出せない。なんとしても勝ち点「3」が欲しいイングランドはスターリング、デル・アリを下げてラッシュフォード、ロフタス=チークを投入する。

▽このまま同点で試合が終了すると思われた後半アディショナルタイム、ドラマが待っていた。右CKからのクロスをエリア内でマグワイアが相手DFに競り勝つ。このこぼれ球をまたしてもケインが詰め、土壇場でイングランドが勝ち越しに成功した。試合はこのまま終了し、イングランドが1-2で勝利した。

▽勝利したイングランド代表のグループ第2戦は、6月24日(日)のパナマ代表戦。敗れたチュニジア代表のグループ第2戦は、6月23日(土)のベルギー代表戦となっている。

0-1 ハリー・ケイン(11′)
1-1 ファルジャニ・サッシ(35′)
1-2 ハリー・ケイン(90+1)