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【日本代表】個々の卓越したスキルを伸ばすことで得られた『プログレス』なパラグアイ戦前半

The Progression

 最後の強化試合パラグアイ戦に挑んでいる日本代表は先制点を許す展開で前半を終えた。試合開始からフルスロットルでプレスし続けた様はまるで、11月の欧州遠征ベルギー戦を彷彿とさせた。CFに入った岡崎慎司(レスター)はプレッサーとして選択肢を切るジャッジメントの早さを見せつけ、RWG武藤嘉紀(マインツ)、LWG乾貴士(レアル・ベティス)のダイアゴナルの動きを活性化させた。特に武藤は中に入る動き、乾は、カットインをベースとした個人技をべーすとしていたようだ。彼らをプレースクリエイターのOMF香川真司(ドルトムント)とDMF山口蛍(セレッソ大阪)が相手を牽制しながら当たっており、CMF柴崎岳(ヘタフェ)がスイッチャーとして放り込んでいた。

惜しい失点シーン

 正直に言って格下状態のパラグアイ相手に失点したのはいただけない。しかも押せ押せ状態もありながら、大したシーンでもなかったのにというのはGK東口順昭(ガンバ大阪)にとっても、うまくディフェンスを行えていたCB昌子源・植田直通(ともに鹿島アントラーズ)のコンビにとっても酷な瞬間だった。
 現状、後半に入って乾貴士が2点を返した。このあたりを後半から記載していきたい。