【中村敬斗】「オールド・トラッフォードへ…」ガンバ大阪でスタートしたミレニアム世代の牽引者

 

世界への扉

柏レイソルU12から高野山サッカースポーツ少年団へと移籍。実力は向上し続け、マンチェスター・ユナイテッドから戻るとすぐU12ナショナルトレセン候補(関東)へと名を連ねる。
現代表候補…
・前出のFW森海渡(柏レイソルU18)
・FW宮代大聖(川崎フロンターレU18)
・FW棚橋尭士(横浜FMユース)
・MF椿直起(横浜FMユース)
・MF平川怜(FC東京U18)
・SB菊地健太(JFAアカデミー福島)
らも既に才能を評価されていた。中学年代へ上がると、千葉から身を移し、街クラブ系の最高峰『三菱養和ジュニアユース』に所属。前年の全国覇者柏レイソルU12のメンバー含め、世代屈指の実力者がひしめく中、その中でもすぐに頭角を現す。基本、月曜・水曜・金曜の夜に戦術練習を行い、土曜・日曜は遠征か試合。個人の力量を上げる時間は、大人から付与されるスケジュール内でこなせるものでは無かった。それでも、U12から継続してU13、U14、U15と、宮代や平川、MF鈴木冬一(C大阪U18)、CB瀬古歩夢(C大阪U18)、GK谷晃生(G大阪U18)らと共に世代を牽引してきた。東京五輪世代にも該当することで、前例がないほどの大会経験・海外遠征経験を与えれてきた世代の中で、FW中村敬斗は常時招集され、国内、アメリカ、アジア、ヨーロッパ…と何試合にも出場し続けてきた。

プロで食っていくための武器


2015年になると、U17W杯に向けたチームが始動した。変わらず宮代や平川らと選出される一方で、この頃にはFW久保建英(FC東京U18)もメンバー入りしていた。招集されるメンバーに絶えず言われ続けたのは
「プロで食っていくための“武器”を持て」との言葉。
自分自身、「まだまだ」とは言っていたが、総合力を伸ばしていくこと以上に、、右足のパンチ力に磨きをかけていった。
右足の力を最大限に引き出せるようにと、周辺部位やテクニックも身につけていき、実践で…
https://twitter.com/t_m_0909/status/777681366108418048
のようなエラシコを披露するなど、中盤からガンガン前に攻めるスタイルをとるようになる。
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