ガーナ戦メンバー発表前、ロシアW杯メンバー選出へ向けて

W杯直前の歴史史上初の出来事

 日本サッカー界にとって新たなドラマが刻印される日がやってきた。2018年5月18日、ロシアW杯に挑むサッカー日本代表予備登録メンバー35名の中から選抜された30名程度の選手が発表される。スポーツ報知が海外組から登録された19名を先行報道し、ヘーレンフェーン所属のMF小林祐希が選出外となった旨を吐露するなど、「非公開」とした割にはある程度の情報が漏れたとも言われる今回のメンバーが遂に明るみとなる。

 確実に選出されないのは、FW宮市亮(ザンクト・パウリ/ドイツ2部)やSB山本脩斗(鹿島アントラーズ)ら長期離脱中の選手たちと、MF伊藤達哉(ハンブルガーSV/ドイツ1部→2部)やCB中山雄太(柏レイソル)らトゥーロン国際大会に参加すると発表された20名のメンバーだが、誰が選出されてもおかしくないほど、史上稀に見る混迷を極みに至っている。ハリルホジッチ前監督が解任され、西野新監督が就任し、今更その過程が如何様なものだったのか等振り返る場合ではない。日本だけでなく、W杯の歴史上でも初の混迷という失態を犯してしまった。
 さらに35名のメンバー招集である。「おそらく」と思われる選手たちがそのままである可能性が高いが、勝利に至る道程としての形式となっているかどうかは約12時間後の発表でわかることだろう。
 次のページで各候補メンバーを確認する「最後」の記事となるだろう。



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