北海道コンサドーレ札幌前半通信簿(1~15節)

●コンサドーレ札幌前半通信簿

選手ではなくチームに特化した新規専属企画。
・シーズン成績
・H/A成績(※本データ省略)
・勢い成績
・相性成績(※本データ省略)
を元に、状況を確認。

●ストロングポイント

勝点12の内11がHomeで獲得したものであり、このペースでは年間勝点28とシーズンを乗り切ることができない。それでもHomeでの戦い方には「負けずに勝点を取りきる」だけの力を見せている。CF都倉賢とLB福森晃斗にかかる部分も強いが、それ以上に運が強い。想定勝率となるpythagenpatが0.200と出ているのに対し、実勝率は0.267(3分=1勝換算)
これは妙な失点が少なく、ラッキーな得点にも恵まれているといえる。

●ウィークポイント

問答無用のAway戦である。第9節磐田戦のドローのみだが、この試合も2点リードから追いつかれるなど、特に後半の戦いには大きな疑問が残る。スタミナに定評のあるMF兵藤慎剛を獲得したとはいえ、後半に尻すぼみしてしまう走力には大きな問題がある。もちろん、怪我人の多さも否定できない。

●今後の戦い方

LB福森晃斗を最大限に活用するには、既定ポジションから前がかりにならざるをえない。直近の鹿島戦もそうだが、「その裏」を突ければこれほど格好の的はない。都倉・福森コンビは脅威だが、それ以外のパターンを作る必要性がある。
ポイントはルーキーのMF菅大輝だ。
オフェンスをCF都倉賢以外、FWジュリーニョ・CF金園英学・MF早坂良太・FW内村圭宏で組める。現状はスタメンのサイドハーフにも徹するが、後半からキレキレの状態で劈くようなことができれば大きい。逆に言えば、MF菅大輝ほどの能力があれば、チームが残留しない限り他チームに獲得されかねない。クラブの未来を託す存在としても大きいため、残留は必死である。

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