【J1-1節】ターゲティングと狙いの誤差【鹿島vsFC東京】

開幕したのもあり、ノーマルな紹介は大きなメディアさんにお願いして、
細かなデータ分析を、サイト自体含めて進化させていきますので、みなさま本年はどうぞ宜しくお願いします!

次は開幕節、【鹿島 vs FC東京】戦です!

オウンゴール/鹿島LSB三竿雄斗

この試合に大きなハイライトはなかった。結果的に一つゴールシーンが生まれただけであって、しかもそれはオウンゴールだった。ただ、強いていえばFC東京のほうが積極的な姿勢を見せ、鹿島はどこか疲れていたようにも思う。LSB三竿雄斗的にはブレーキングせざるをえなかったが、そもそもそのポジションに居ること自体、彼らしくない。湘南時代も、早稲田時代も「そう」じゃなかったと思ってしまった。
MOMはRSB室屋成、WOMはLSB三竿雄斗をそれぞれ選んでいる。
ゴール :OG
アシスト:
スタート:
コネクト:中島翔哉
失点責任:三竿雄斗

スタッツ上の圧倒的な差

レオシルバの走行数値は上々で、
走行距離  11.197km(リーグ46位)
スプリント 20回   (リーグ28位)
走行距離はまずまずで、
インターセプト 8回
パス成功数   54/59回(91.5%)
アタッキングサードへのパスの成功率に至っては100%!
と、中盤での刈り取りや刈り取った後のつなぎに関しては完璧に近い成績ではあったが、タックル成功数や地上戦での勝率、空中戦の勝率は約50%とタイミングのズレも目立っていた。
鹿島全体的にゼロックスやACLで見せていたフォアチェックな感じではなく、結果的なリトリートが目立っていた。そのポイントを上手く突いてきたのがFC東京のRSB室屋成とLMF永井謙佑。
RSB室屋成は対面のLMF土居聖真との勝負に勝ち続け、クロス供給・DMF橋本拳人とのパス交換からの飛び出しから、鹿島の左サイドを無きものにしていた。逆サイドではLMF永井謙佑が脅威の40回を記録。
成功率等の問題もあるが、CF大久保嘉人・LMF永井謙佑・OMF東慶悟が動き続けてボランチラインを撹乱し、片やDMFレオシルバにどの選手かが止められようとも、RSB室屋成から供給されるボールに食いつく努力をしていたとデータからは読み取れる。
逆にオランダ帰りのLSB太田宏介はオランダとのボールの違いからFK精度が明らかに変容をきたしていたが、かねての懸念であった守備力が格段に向上。
インターセプト 5回
空中戦勝率 5/5(100%)
地上戦1on1 6/7(85.71%)
チャレンジ 11/12(91.67%)
以前のデータはないし、1試合のデータしかないもののここまで相手を押さえつけていたのは記憶上でもありえない。
守備を行うLSB太田宏介の前にCMF高萩洋次郎、攻撃を行うRSB室屋成の前に守備的なDMF橋本拳人をおいて動いていたのはFC東京にとっても行動しやすかったように思える。

改善としての答え

ただFC東京の大きな問題点は、DMFレオシルバとDMF小笠原満男がいたからだろうが、細かなパス回してはなくロングボールやクロスを選択する傾向が多かったこと。前線でそのボールを受ける相手がOMF東慶悟となっていたが、空中戦勝率が2/12(16/67%)と全くと言っていいほど使い物になっていなかった。それでもあきらめずに攻撃し続けたことが得点を生んだ要因でもあるものの、非効率的すぎた。試合終了後の「どうにか勝ったね」とのCF大久保嘉人のコメントは「ハナから勝てる確率自体をダメ元」と踏んでいた印象を受けた。
そして、本日飛び込んできた前広島所属のCFピーター・ウタカのFC東京入りの報道である。
東京で上背のある選手がCB森重真人だけ。2015J1ではLSB太田宏介からCB森重真人で7点獲得してみせたが、そのときはCF前田遼一やCF武藤嘉紀(現・マインツ/ドイツ)がフロックに動けたことも理由だが、単純に今のメンバーではそもそもの上背がなさすぎて対応のレベルにすら至っていない。問題解消のための助けにはなるだろうけれど…2016J1でのCFムリキの二の舞の可能性も懸念されるところだ。

関連記事

2017年4月
« 3月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
ページ上部へ戻る